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特集・コラム

有楽町線35周年×副都心線15周年、記念の3系列並び撮影会開催

2023.09.03

text & photo:RM
取材日:’23.9.3 場所:東京メトロ 新木場車両基地
取材協力:東京地下鉄/はとバス

 今年2023年は、東京メトロ(旧・営団地下鉄)の有楽町線が1988年に新富町~新木場間開業によって全線開業してから35周年の節目の年。また、有楽町線と一部の線路と車両を共用している副都心線が2008年に全線開業してから15周年でもあります。

 それを記念して、両線で活躍した、または活躍中の電車3系列(7000系・10000系・17000系)を並べるというファン向けの撮影会が開催されました。この撮影会は、はとバスとのコラボ企画でもあり、参加したファンは新木場駅から会場までは短距離ではありますがはとバスで送迎されたというのもイベントのポイントです。

 7000系は、昨年11月に6000系と並べた状態での撮影会でも登場していますが、10両フル編成で機能維持された状態で保存されているもの。しかも、編成片側の7101号車は営団地下鉄時代の黄色帯やSマークが復元された状態とされています。

▲車両基地の新木場駅寄りから3系列を見たところ。左から17000系、7000系、10000系。

▲7000系に掲出された、副都心線全線開業15周年記念のヘッドマーク。

▲車両基地突端側から見た3系列。黄色帯の7000系には「新富町~新木場間開通」記念のヘッドマークを掲出した状態。

▲有楽町線全線開業35周年記念のヘッドマークは、副都心線15周年記念のものと対になるデザイン。

▲35年前の1988年の情景が蘇ります…!

▲機能・性能上も、デザイン上も常に最先端のものが取り入れられてきた有楽町線・副都心線用車両。

▲一般の参加者は、新木場駅から会場まではとバスによる送迎が付きます。実際、会場は徒歩では少々遠く、公共交通もやや不便ですので、安全快適かつ確実に参加者を運ぶことができる方式と言えるでしょう。

 東京メトロとはとバスでは今後もこうしたコラボ企画を、親子向けやファン向けなど様々な方向性で実施していきたいとのことですので、楽しみですね。

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P:RM

 

 

 

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