text & photo:RM
取材日:’23.1.16 場所:愛知機関区
取材協力:日本貨物鉄道東海支社
JR東海愛知機関区に所属し、主に関西本線四日市地区と名古屋地区を結ぶ貨物列車を牽引しているDF200形ディーゼル機関車。この度、そのうちの1両が「地域を応援するラッピング機関車」としてお化粧直しされることとなり、本日そのお披露目式が行われました。
▲基本的な塗り分けは従来のものを踏襲していますが、側面で台形状にグレーに塗られていた部分がオレンジ色系のラッピングとされています。なお、ヘッドマークは基本的にイベントなどで掲出予定です。
ラッピングは愛知県・三重県を連想するものとされ、JR貨物職員の方がデザインしたそうです。このラッピングを施した機関車を運行すること、また、同社が主催・参加するイベントにおいてラッピング機関車を展示することにより、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」に掲げた、同社グループが社会に提供する4つの価値のひとつである「地域の活性化」に向けて、地域の発展・活性化への応援の一助とすることを目的としているとのことです。
▲名古屋城をはじめ、愛知県名古屋エリアの有名建造物が描かれています。
▲四日市の工業地帯を描いた部分には、DF200形が牽くタンカー列車の姿もあります。
ラッピング機に選定されたのは、同区専用のDF200形200番代のトップナンバーである201号機。そしてこの機関車には一般からの公募作から選ばれた「Ai-Me(アイミー)」という愛称が付くことも、本日発表されました。
DF200形ラッピング機関車が愛知機関区でお披露目されました。愛称はアイミーです。 pic.twitter.com/0KVPjumSk5
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) January 16, 2023
運行区間は稲沢~四日市・塩浜となっています。
さっそく模型で作りたくなる方もいるのでは?
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