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プラレールから鉄道模型まで!でんしゃであそぼう!武蔵府中鉄道模型博2022イベントレポート!

2022.12.15

text & photo:鉄道ホビダス編集部
取材日:’22.12.10

 2022年12月3日(土)から、11日(日)まで、府中市郷土の森博物館にて開催されたイベント「武蔵府中鉄道模型博2022」。子供たちのみならず、大人もびっくりするほどの鉄道に関する展示や体験が盛りだくさんだったこのイベントの様子を振り返ってみようと思います。

↓当日の様子の写真はこちら!↓

■入場してすぐには巨大プラレールレイアウトがお出迎え!

 まず目に飛び込んでくるのは大きなプラレールのレイアウト。有志たちが集って組み上げたものとなっており、タワーから車両基地、何本もの線路が入り組む駅まで、見どころが随所に散りばめられたレイアウトが展開されていました。

 また、走っている車両に注目してみると、会場の地元京王線の電車たちをはじめ、オリジナル車両に絶版車両、また取材日当日に発売になったばかりの新製品まで、様々な車両が走行し会場を賑わせていました。
 さらに車両だけではなく府中ゆかりの建物たちも多数登場。わかる人にはわかる、地元愛が溢れるオリジナルの情景パーツにも魅力を感じました。

■鉄道模型も展示!

 また別ホールでは府中市在住の大川徹さんが製作したNゲージのモジュールレイアウトが展開されていました。ここには武蔵野線や南武線を中心とした府中の情景がセクションごとに再現されており、地元ゆかりの車両である南武線205系や京王5000系などが走行していました。
 また、16番もレイアウトが組まれていたほか、発車メロディー体験に鉄道写真、鉄道関連の貴重な実物展示まで、来場した子供達を初め大人たちも展示に見入っていました。

■プラレール製品と鉄道の歴史を学ぶ

▲昭和期のプラレールたち。今の製品とはまた違ったおもちゃらしい魅力に溢れている。

 今回、当サイトでも連載を執筆している なゆほさん をはじめ、仲間のコレクターが収集したコレクションが今回多数展示。懐かしのものから幻といわれたプラレールまで、当時の箱やパッケージとともに所狭しと並べられた姿は圧巻。プラレールマニアのみならず、多くの来場者たちの目を釘付けにさせていました。特に展示を見ていると親子連れが「これお父さんが持ってたやつだ」と語っている光景が非常に印象的でした。

▲建物から車両までこだわり抜いている歴史の展示。

 そして今年は鉄道開業150周年。それに合わせてこちらのイベントでもパネル解説とその時代の車両が展示されました。「陸蒸気(おかじょうき)」と呼ばれていた鉄道黎明期から発展期、戦後の鉄道の動力近代化から新幹線、そして未来のリニアモーターカーまで体系立てて歴史を解説。丁寧に作られた車両から建物まで、見どころ満載の展示となっていました。

■子供から大人までみんなが楽しめたイベント

 今回のこのイベントでは展示系から体験系まで様々な催し物が企画されており、大人から子供まで幅広い層が楽しめるもので内容も非常に充実していました。またいつかこのようなイベントが開催されるのを期待したいところですね。

↓当日の様子の写真はこちら!↓

※おことわり
この記事内の写真にある各鉄道玩具の車両には一部改造車両や工作車両が含まれており、個人が自己責任で非営利目的で製作したものです。ベースとなる各玩具メーカーは、製品の改造工作を推奨しておりません。また、各作品は販売されておりませんので、メーカー、さらには鉄道会社などへの問い合わせ等は絶対にしないでください。工作の際はケガなど身体的損傷を伴う危険性がありますので、全て自己責任にて行なうようお願いします。

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