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特集・コラム

東武鉄道「SL大樹」C11 123、営業運転開始!

2022.07.18

text & photo:RM
取材日:’22.7.18 場所:鬼怒川線下今市駅
取材協力:東武鉄道

 2022年7月18日の海の日、東武鉄道では「SL大樹」用3両目の蒸気機関車としてC11 123の営業運転を開始しました。

▲転車台に乗るC11 123。祝日ということもあり、ヘッドマークのほかに日章旗も掲げられてます。

 朝8:40より、下今市駅構内転車台広場にてセレモニーを開催。来賓として日光市長の挨拶や、テープカットが行われました。

▲一番左、3番線に入線しているのが本日の主役、C11 123。右の1番線にはC11 207が入線中。

▲出庫直前、自らの発するスチームに包まれているC11 123。

▲日光市長、日光市観光協会長、東武鉄道鉄道事業本部長、東武博物館理事長、下今市駅長が列席したテープカットセレモニー。

 その後、場所をホーム上に移し、「SL大樹1号」として出発するC11 123の出発式が行われました。合図は日光市長と下今市駅長によって行われ、汽笛も高らかに客車3両(DL補機なし)を牽引して鬼怒川温泉へと出発していきました。

▲9:33、定刻通りに「SL大樹」が出発。満員の乗客の笑顔を見ることができました。

 東武鉄道ではこのC11 123の営業運転開始により、C11 207、C11 325とのSL3両体制が確立。国内の鉄道では唯一の同一形式3両の運用となります。これにより、常時安定したSL運行が可能となり、より多くの方が乗りやすくなります。日光・鬼怒川方面への観光需要の喚起にも力を発揮することが期待されますね。

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