鉄道専門誌『Rail Magazine』から派生した、「ちょっと古くて、まとまった資料があまりなかった鉄道路線や車両」を取り上げている『RM LIBRARY』。1999年7月に創刊以来、ほぼ月1冊のペースで新刊を展開し、最新巻は264巻という例を見ない一大シリーズとなっています。
それだけに初期に刊行して品切れとなっている巻について再刊のご要望も多数いただいていました。そこで品切れかつ選りすぐりの巻の中から、上下巻や類似テーマなど2~3冊分を合本化して再度リリースする『RM Re-Library(アールエム リ・ライブラリー)』シリーズを新たに創刊。第1巻『キハ07ものがたり』につづく第2巻『マニ35・36・37形―改造荷物車のバリエーション―』が絶賛発売中です!
『マニ35・36・37形―改造荷物車のバリエーション―』は、『RM LIBRARY』の134・135巻で上下巻として展開。これを今回全ページ忠実に再録の上、新規カラーグラフを追加しました。
▲こちらが初出時の『マニ35・36・37形(上)(下)』。刊行後、早期に品切れとなったため、探しておられた方も多いと思われます。
この3形式はいずれも改造によって荷物車化されたもので、マニ35形は座席荷物合造車を種車にしたもの、マニ36形は座席車を種車にしたもの(ただし後年、座席荷物合造車も種車になったため、マニ35形との区別が曖昧に)、マニ37形はパレット輸送用という区別がありました。
▲表紙見返し部の目次と、新規に追加となったカラーグラフ。右上写真の「青いマニ36」など、貴重な写真を新収録しました。
▲大宮駅に入線する、EF56形牽引の東北本線荷物列車の写真を見開き掲載した扉ページ。
種車に由来する形態差、改造所や後年の改造による個体差などがあり、そのバリエーションは大変興味深く、模型の題材としても人気があります。本書では極力多数の写真を掲載し、明瞭な描き下しの図版も合わせて収録。現時点で最新の研究成果を集大成した詳細な形態分類表も掲載されております。
▲本書の真骨頂である、種車に由来する形態差を、形式写真と描き下し図面で解説するページ。
▲車歴表などの資料類も充実。保存版として絶対お手元に置いておきたくなる内容です。
◎『RM Re-Library 2 マニ35・36・37形―改造荷物車のバリエーション―』
■B5判/100ページ
■2,200円(税込)
■主な内容
・(新規記事)カラーグラフ
・改造荷物車登場の背景
・マニ36形の概要・形態分類
・マニ35形の概要・形態分類
・マニ37形の概要・形態分類
・救援車への改造
・保存車・廃車体
・未成のグループ
・車歴表、番号変遷表 ほか
◆書誌情報はこちら
◎取扱店…本書は少部数制作につき、現時点では下記の取扱店のみでの販売となります。
■書店実店舗…書泉グランデ、書泉ブックタワー、旭屋書店なんばCITY店、ジュンク堂書店(大宮高島屋店、池袋店、大阪本店、天満橋店、難波店、福岡店、明石店、三宮店)、丸善(津田沼店、丸の内本店、仙台アエル店、ラゾーナ川崎店)、M&J(札幌店、新静岡店、梅田店)、紀伊國屋書店さいたま新都心店
■ネット通販書店…amazon、ヨドバシ・ドット・コム、楽天ブックス、honto
■模型店…Models IMON各店ほか
※各店売り切れの際はご容赦ください。
◎ネコパブショップのみの特典
弊社ECサイトの「ネコパブショップ」直販分には、「オリジナルポストカード」2枚セットが付属。本書のカラーグラフで掲載した写真をあしらったもので、コレクションとしてもお楽しみいただけるでしょう。
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■シリーズの今後について
『RM Re-Library』は今後毎月下旬に新刊を発刊する予定です。
○7月刊行:『銚子電気鉄道』
○8月刊行:『国鉄EF13形』
※発刊予定は都合により変更する場合がございます。