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特集・コラム

ジオラマ…レイアウト…メンテナンス…いま始めたい「鉄道模型」の疑問や不安を解決!

2022.06.09

text:鉄道ホビダス

 「鉄道模型」と聞くと、やはりどうしても高価、難しそう、スペースが、手間が、技術が、と色々不安が募るかと思います。確かに手軽に始めるには難しい趣味ではありますが、実は捉え方や自分に合った始め方をすることで、その敷居を下げることはできます。今回は今まで鉄道ホビダス上で紹介した鉄道模型入門に関する記事を中心に、それぞれの不安を解消していこうと思います。

◆鉄道ホビダスでは鉄道模型入門記事を続々掲載中です!

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■「フロアレイアウト」で存分に楽しむ!

 各メーカーから発売されている入門セットを購入し、そこからレイアウトを発展させていく…というのが、鉄道模型の王道の始め方と言えるでしょう。ですが、昨今では製品のバリエーションが多様化し、必ず入門セットから始めなくてはならない、ということもなくなってきています。

 過去に紹介した記事では、入門セットの遊び方から発展パターンの紹介。はたまた、入門セットという切り口ではなく、限りある自宅スペースの中で、いかにして鉄道模型を楽しめるかという視点から「一畳に収まるレイアウト」をテーマにNゲージの線路を敷くものも紹介しました。まずはそれぞれ自分に合ったスタイルで始めてみるのが一番でしょう。

■丁寧に解説!ジオラマ製作のイロハ

 過去記事ではジオラマ製作に関する記事も多数取り上げました。本格的なジオラマ製作はかなりの技術を要する…というわけでもなく、近年では便利な工作素材や工具も揃ってきており、準備さえできれば手軽に挑戦できるようになりました。

 また、スペースや時間の関係から「本格的なものはちょっと…」という方にも、A4サイズや手のひら大といった小さい大きさのジオラマの作り方記事も紹介しております。

■ずっと現役でいられるように…模型のメンテナンス方法!

 鉄道模型は精密なもの…であるが故に、定期的にメンテナンスをしないと、走行に支障が出たり、最悪故障の原因にもなってしまいます。それを未然に防ぐためにも日々のメンテナンスは欠かせません。そんなメンテナンスですが、程度によっては少し技術を要したりするのも事実です。そこでまずは拭いたりヤスリがけをすればできるレールのメンテナンスから、少々テクニックは必要なものの簡単な動力車両の分解方法までご紹介。不調が出る前に、まずは点検をしてみましょう(ご自身で分解・メンテナンスされた際の事故やケガ、その他の損害については編集部およびメーカー各社では責任を負いかねますので予めご了承ください。)。

■Nだけじゃない、16番の世界にもクローズアップ!

 

 我が国で鉄道模型と言うと、やはりNゲージが代表的ではありますが、それよりもふた回りほど大きいのが16番と言われる鉄道模型です。Nゲージが1:150スケール・9mmゲージなのに対し、16番は1:80スケール・16.5mmゲージというのが一般的。その大きさによる迫力はNゲージとは一味違います。

 また、近年では16番でも入門者向けの製品が充実してきました。特にプラキットの流れは勢いがあり、これを機に16番に挑戦してみるのも良いでしょう。

■模型を飾る、走らせる、以外の新しい楽しみ方「撮る」

 以前はマクロレンズやそれ相応の一眼レフカメラ、また照明機材などを一式揃えないと撮るのが難しかった鉄道模型ですが、近年では小さなスマートフォンのカメラの普及により、誰でも気軽に鉄道模型の世界を撮影することが容易になりました。ですが、ただパッと撮っただけではなかなか綺麗に撮れないというもの。でも100均で揃う材料を使って少し工夫して撮影するだけで簡単に雑誌のような綺麗な写真が撮れるようになるのです。そんな新しい鉄道模型の楽しみ方を鉄道ホビダスでは数回に亘って紹介しております。

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