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特集・コラム

「貨物時刻表2022」の中身を見てみよう! 

2022.05.19

 前回記事「貨物時刻表2022」をもう手に入れましたか…?」で、「そんな便利なものがあるのか!」と思った方もおられると思います(「とっくに知ってるけど?」という方も当然おられたことでしょう)。しかし限られた書店でしか扱いがないうえ、月刊誌やムック本と比較すると高価です。「どんな中身なの?」という興味や、「価格に相応しいワクワクがあるの?」という不安もありますよね? そこで、発行元の公益社団法人 鉄道貨物協会様にご協力をいただき、300ページを優に超える冊子から記事の一部をご紹介いたします!

メインの時刻表やそれに付随する部分

 まずは時刻表のメイン部分。旅客列車用と基本的な見方は同じで、路線ごとにページが分けられ、1つの列車が縦1列で表示されます。貨物用として独特なのが、「列車種別」欄(「高速」「専用」「配給」、さらにそれぞれの「臨」〔臨時列車〕などの分類を表示)、「編成内容」欄(「コンテナ」「石油」「レール」「その他」などを表示)、「速度」欄(設定されている最高速度で、使用される貨車の性能によって決まる)などがあります。また、途中で列車番号が変わることが多く、列車番号欄の書き方がちょっと特殊になっています。しかしながら、ビギナーにもやさしく、「見方」のページもちゃんと設けられていますのでご安心を。

▲JR貨物の列車だけでなく、臨海鉄道や一部の私鉄の貨物列車時刻も掲載。

▲機関車の配置区・形式別運用表も掲載。時刻表と突き合わせることで、どの列車に何形の機関車が充当されるかがわかります。

▲JR貨物の最新の機関車配置表も掲載。

▲線路配置好きにはたまらない、コンテナ取扱駅の構内図。

読み物として提供される部分

▲カラーページも実はふんだんに使われていて、読者から投稿を募集した貨物列車写真のギャラリーページも。

▲商業雑誌とは切り口が違いますが、興味深い「お仕事の中身」を丁寧に紹介している企画ページ。文章も一般読者に伝わるよう、専門用語を極力排して読みやすさを重視していると感じます。

豪華付録まで付いてくる!

▲ダイヤグラムと、表紙と同じデザインのマウスパッドステッカーが付録です!

結論!
 「貨物時刻表」は、貨物列車の撮影を志す方なら必携の一冊! と同時に、読み物としても十分楽しめ、想像力を掻き立てる一冊とも言えるでしょう。ぜひ一家に一冊、いかがでしょうか。

販売価格
・1冊2,500円(税込)

入手方法
書店の場合…全国50軒以上の書店にて取扱(→取扱店リスト

通信販売の場合…下記リンク先内のネット販売のバナーより
 (別途送料500円・税込が必要)

詳しくはこちら

プレゼントのお知らせ
 そしてそして…! 現在鉄道ホビダスで展開中の期間限定テーマ「貨物列車」の写真募集では、最終的に編集部の選んだ優秀作品の作者6名様にこの『貨物時刻表2022』をプレゼント致します!(賞品提供:公益社団法人 鉄道貨物協会様) ぜひこの機会に奮ってご投稿ください!!

mailmaga

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