photo & text:RM
取材日:’22.4.21 場所:東武鉄道 南栗橋車両管区
取材協力:東武鉄道
2019年より復元作業が進んできた東武鉄道のC11 123号機。本日、訓練線での試運転を実施することとなり、その様子が公開された。
本機は1947年に江若鉄道の発注により製造され、1970年より釧路開発埠頭にて貨物列車用として活躍したのち、1975年からは静態保存されていたが、東武鉄道が譲り受け、大手私鉄では初となる静態保存からの復元に取り組んできた。
これから7月の営業運転開始に向けて、試験走行が繰り返されていくとのことだが、客車を引く雄姿が見られる日が待ち遠しい限り。
「123号機」という車番は、2020年に東武鉄道が創立123周年を迎えたことに加え、日本国内において唯一同一形式の車両による3機体制となることから、1→2→3(ホップ、ステップ、ジャンプ)と将来に向かって更なる飛躍を車両番号で表現したもの。
東武鉄道C11 123が出庫しました! pic.twitter.com/joV2jNHbf9
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) April 21, 2022
東武C11 123が試運転線へ向けて移動を開始しました。 pic.twitter.com/OtOMO5Wy34
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東武C11 123の試運転の模様が報道公開されました。営業運転開始は7月を予定しているそうです。その前に南栗橋車両管区で、3重連のイベントも計画しているそうです。 pic.twitter.com/7jSRUsOmy7
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南栗橋SL検修庫に運び込まれた直後の様子。ここから新車と見紛うばかりの姿にまで仕上げた現場の方々に敬意を表したい。
2019年、ボイラー搬出時の様子。詳細はこちらにて。
2021年12月に行われた「火入れ式」の様子。詳細はこちらにて。
~C11 123号機試運転ギャラリー~