小春日和、春の嵐、冷たい雨。移り変わりの激しい季節に花を咲かせる桜は、そのはかなさ故に絶景に出会ったときの感動もまた大きいものです。しかも、走り去る鉄道とともに撮られた写真は、まさにタイミングの妙が生み出す奇跡と言えるのではないでしょうか。今日は、全国の鉄道写真家が切り取った「桜と鉄道シーン」をたっぷりご覧いただきます。
近所の公園の真横の土手を走る線路と公園の桜を遠近法で絡めてみましたが、ジオラマみたいな写真になりました。
‘21.3.26 後藤寺線 上三緒〜下鴨生 P:津村潤之介
大井川沿線でいち早く咲く笹間の山桜。この桜が咲き始めると春が来たと感じる。
‘22.3.27 大井川鐡道本線 地名-川根温泉笹間渡 P:東野 誠
冷たい雨が降る中、313系が山北駅へゆっくりと進入。
‘22.03.31 JR東海 御殿場線 谷峨-山北 P:鈴木龍一
桜の向こうを通過して行くスペーシアを、一か八かで流して撮りました。この編成は先日より廃車候補として北館林に送られてしまいましたね。
‘18.04.15 東武鉄道 日光線 東武日光-上今市 P:内田 聡
九州の電気機関車も新型車が発表、1号機が試運転をはじめました。国鉄型のED76型もいつまで走るでしょう?春らしく桜と撮りました。
‘22.03.28 鹿児島本線 薩摩松元〜伊集院 P:山﨑昭人
沿線の桜が八分咲きになり朝から天気が良かったので列車を撮影したら離合を記録できました!
‘22.03.30 高崎線・深谷-籠原 P:大谷大樹
福塩線非電化区間キハ120系単行列車。午後の日差しを受けてキラキラ輝くしだれ桜の歓迎を受けて駆け抜けていきました。
‘21.04.03 JR福塩線 中畑駅付近 P:戸田智浩
とにかく早く桜咲く寺内駅に着きたいと、早起きをして、さらに大宮-小山間ひと駅に新幹線を使い、蒸機列車到着の4時間前に到着しましたが、既に5人の先客が…。その後、蒸機列車発車時には、あの狭いスペースにものすごい数のカメラの砲列。蒸機はそれに応えるように、盛大なドレインとともに発車していきました。早起きしてやって来た甲斐がありました。
‘21.04.03 真岡鐵道 寺内 P:君島弘道
満開の桜の大木の中に吸い込まれるように進む多摩モノレール。右側の橋脚を少し入れることにより、軌道が宙ぶらりんのイメージにならないようにしました。手前の軌道を走るモノレールをセレクトすることで、足回りのカバーも写し止めています。
‘21.04.03 多摩モノレール 柴崎体育館ー甲州街道 P:やまかわけんいち
数を減らしつつある尾久のハチイチが満開の桜を尻目に水戸へ向かって行った。果して来年もまた同じ光景を見ることができるのだろうか?
‘22.04.01 JR新金線 新小岩ー金町 P:中井光太郎
2022年3月12日のダイヤ改正当日より名古屋地区での運用を開始したEH200“BLUE THUNDER”。その新たな場所での活躍を金山駅西側の満開の桜が祝福しているような光景が繰り広げられている。
‘22.03.28 JR東海中央本線 金山 P:横田篤史
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