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【三岐鉄道】北勢線「VEERTIEN TRAIN(ヴィアティン トレイン)」運行スタート!

2022.04.04

text:RM photo:南野哲志
撮影日:’22.4.1 場所:三岐鉄道北勢線 東員(特記以外)

 2022年4月1日、三岐鉄道北勢線ではJリーグ入りをめざして活動するJFL所属のサッカークラブ「ヴィアティン三重」仕様にラッピングを施した「VEERTIEN TRAIN(ヴィアティン トレイン)」の運行を開始しました。公共交通機関利用促進活動の一環として関係自治体(東員町・桑名市・いなべ市)の協力のもと実現したものでで、今後3年間の運行が予定されています。

▲モ274側から見たラッピング編成。

▲町長や社長といった方々だけでなく、サッカー選手や高校生たちも参加した出発式。

▲駅長がサッカーボールを抱えながら出発合図!

 初日となった4月1日は、東員駅で出発式を開催。水谷・東員町長や、三岐鉄道の渡邉社長、株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブの後藤社長、ヴィアティン三重サッカートップチームから坂井・佐藤両選手などが列席し、出発合図をする東員駅長がサッカーボールを脇に抱えているという珍しいシーンも目にすることができました。

▲シャープな斜め塗り分け線に「VEERTIEN」の大胆なロゴが映えています。

▲マスコット「ヴィアくん」のイラストも数ヶ所にあしらわれています。

▲サッカーコートを模した床面、特別に赤いモケットとした座席も見逃せません。

 ラッピング対象となった編成はK74編成(4連=モ274+サ144+サ137+ク143)で、ヴィアティン三重のチームカラーであるオレンジとブラックで鮮烈に塗り分けられています。オレンジは希望と活力を、ブラックは自信と無限の可能性を、それぞれ表しているとのこと。また、ヴィアティン三重オフィシャルマスコット「ヴィアくん」もあしらわれています。さらに車内は、床がサッカーコートを模した緑色、座席モケットが赤色(通常は青色)に変更されています。

三岐鉄道北勢線 星川~七和

 北勢線でも最も目立つ編成の登場で、乗るのが楽しみですね。

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