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【諸元表追加!】横浜市営地下鉄ブルーラインの新型車両「4000形」が公開に!

2022.03.30

text & photo:RM
取材日:’22.3.30 場所:上永谷車両基地
取材協力:横浜市交通局


 横浜市交通局が、2022年5月より営業運転を開始する新型車両「4000形」を報道公開しました。この4000形は3000A形の置き換えを目的として、2023年度までに全8編成を導入する予定です。

▲横浜らしさを抽出し、『海辺の先進的な都会感』をコンセプトとして位置づけた車体は、凛とした佇まいとスピード感を意識してデザイン。先頭車両に従来のブルーラインの面影を残しつつ、全体的に平面や直線のエッジを際立たせた構成となっています。

▲2017年にデビューした3000V形と全幅は変わらないものの、並ぶとデザイン性の違いによる印象の変化が大きいことが分かりますね。

▲車内は、床面にブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面をグレーとし、出入口には注意喚起色であるイエローを配置しています。

▲座席幅を従来の470mmから480mmに拡大するとともに、座面の材質を見直したことで座り心地が向上しているとのこと。また、ゆずりあいシート部の床面を赤、壁面を白とすることで認識しやすいカラーリングとなっています。

▲ドア開閉予告灯や車いす固定具といった、これまでも備わっていたバリアフリー機能に加え、車いす・ベビーカーエリアに2段手すりや床面表示が新たに設けられています。

▲ドア上部の2画面モニターは、行先表示などの運行情報とコンテンツ系に分かれています。なお、セキュリティ向上を目的とした防犯カメラは、1両あたり3台設置されています。

▲「4000 DEBUT」の文字と虹のような記念装飾が施された前面。縦配置となった灯火類が、ブルーラインに新風を吹き込むことでしょう。

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