先の2022年ダイヤ改正により、奈良線で長年活躍していた103系がひっそりとその役目を終えた。多くのファンが心の中では「そろそろ…」と感じつつも、予告なき突然の別れとなってしまったことを残念に思っている方も多いのではないだろうか。
‘22.03.09 奈良線 京都 P:野々村康久
これでJR西日本に残る103系は、和田岬線用の網干総合車両所明石支所のスカイブルーの6連1本(R1編成)、加古川線用の網干総合車両所明石支所加古川派出所のエメラルドグリーンの2連8本、播但線用の網干総合車両所本所のレッドの2連9本となった。
ここでは、元気に走っていたここ数年の103系の姿を、改めてご覧いただこう。
京都鉄道博物館にて特別展示。4両編成の103系は、中間車2両と先頭車2両に分けて展示された。
‘21.12.17 京都府京都市 京都鉄道博物館 P:服部ひろみ
103系と紅葉
‘20.12.04 奈良線 宇治〜黄檗 P:木村 涼
宇治橋から見える古豪電車。
‘20.11.27 奈良線 黄檗~宇治 P:桑原浩幸
心地よい秋空の下、爽快なモーター音を奏でて走り去った古豪。
‘20.10.15 奈良線 玉水~棚倉 P:真方暁仁
撮影時、すでに貴重な横並び。
‘20.09.21 奈良線 奈良 P:山本直道
試運転幕を掲げて、名所サントリーカーブをゆく103系NS407編成。
‘20.6.8 東海道本線 島本~山崎 P:鶴井雅人
桜とうぐいすの春らしいコントラスト。‘20.4.3 奈良線 新田-城陽 P:三田浩基
日没直前、奇跡的に日が当たりました。
‘18.2.11 奈良線 棚倉-玉水 P:植村 匠
冬日の夕焼けを浴びてNS617編成が奈良線運用に駆け付けた。
‘18.1.3 奈良線 宇治-黄檗 P:東 公治
初詣帰りの乗客が多く待つホームに103系が進入。
‘18.1.2 奈良線 稲荷 P:金船 裕
全般検査のため吹田総合車両所に入場していた奈良支所所属の103系NS410編成。再塗装されたうぐいす色が美しい。
‘15.10.24 奈良線 東福寺 P:日高七瀬
宇治川花火大会の見物客に対応するため、奈良線では臨時普通列車を運行。103系6両編成が奈良線臨時普通城陽行きに充当。
‘13.8.9 奈良線 藤森 P:土橋秀紀