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ムック「ザ・ラストワン EF64・65・66」の刊行を記念して展開しました「今日の一枚 Memories Special」。1両の機関車だけに的を絞ったテーマ設定は「Memories」史上初で、果たしてどのくらいのご投稿があるのか…と案じていた部分もあったのですが、さすが屈指の人気機関車、過去から現在まで大変バラエティ豊かな作品が寄せられました。
各テーマから編集部で独自に3名様に「編集部賞」を贈ります。今記事では「EF64 37」の作品の中からの受賞作品を発表します。なお、掲載は順不同です。
●神山実樹さん
いつまでも輝き続けて欲しい、名機の風格がここにありました。
‘14.10.29 高崎操車場
〔選評〕朝焼けの中に佇む、端整なEF64のシルエット。ヒサシやルーバーで「彫りの深い」二枚目の表情が印象的です。茶色一色の車体が沈んで見えがちですが、前面に空のグラデーションが反射してとても美しい一瞬を見逃さずに捉えた作品だと思います。
●長島信幸さん
茶釜時代の37号機と旧客茶色の渋い編成でした。幼少の頃見ていたEF58と客車の普通列車を思い出しました。
’16.9.27 高崎線 北本~鴻巣
〔選評〕ズーム流しを得意としておられる長島さん。選ばせていただいたのは、機関車も客車も真っ茶色という、現代とは思えない編成美を写し出した作品です。1回限りのイベント列車でも果敢に流し撮りに挑む姿勢にも脱帽です。
●林 俊介さん
操車担当の誘導で入換開始。上下本線を横断して行きます。
’20.7.9 中央本線 初狩
〔選評〕37号機は甲府常駐という時期が長く、イベント列車などの晴れ舞台ではない、こうした地味な工臨運用も忘れることができません。初狩駅のスイッチバック施設とともに、大変貴重な記録になったと思います。
以上3名の方には、副賞として「EF66 27 & EF65 501」A2判ポスターをお送りします! おめでとうございました。
※このポスター(両面印刷ですので、賞品としては1枚)は、「ネコパブショップ」で本ムックをご購入の方にプレゼントしております。お求めは下記リンク先へ。
🔶ザ・ラストワン EF64・65・66 ネコパブショップ情報