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デビュー30周年! 東武100系「スペーシア」、リバイバルカラー登場!!

2021.06.04

text & photo:RM
取材日:’21.6.4 場所:南栗橋車両管区春日部支所
取材協力:東武鉄道

 東武鉄道では、100系「スペーシア」が昨2020年でデビューから30年を迎えたことを記念し、5編成をデビュー当時のカラーリングにリバイバルする。6月4日にはその1本目となる109編成が報道公開された。

▲今なお未来的なスタイルは衰えていない。登場時のカラーリングとなって一層若返ったように感じる。

 東武鉄道の看板特急用車両として伊勢崎・日光線系統で31年間にわたって活躍をつづけている100系。それまでの1700・1720系「DRC(デラックスロマンスカー)」の後継車として、1990年6月より営業を開始した。6両編成9本が誕生し、当初は全編成が今回リバイバルされた「ジャスミンホワイトを基調として、パープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジを用い、窓部にブラックラインを配したカラーリング」とされていた。

▲パープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジの帯は、1990年前後の東武優等列車用として多用された組み合わせだった。

 いろどりに変化が訪れたのは2011年で、翌年開業の東京スカイツリーのライトアップデザインからイメージされた、紫色基調の「雅」、青色基調の「粋」が登場。サニーコーラルオレンジを維持した編成も、オレンジ帯上下のアクセントラインを赤系から青系へ変更し、側面窓周りのブラックアウトも廃されたものとなった。この時点では3種の新塗装が3編成ずつという体制となっている。

▲ビュッフェのある3号車。なお、実車登場時は塗り分けが妻面まで回り込んでいたが、2000年代初頭から塗装工程の簡略化によって取り止められている(東武の塗装仕上げ車全系列に共通)。今回リバイバルされたのはその姿。

 2015年には日光東照宮四百年式年大祭を記念して2編成(サニーコーラルオレンジ編成から選定)が金色をベースとした「日光詣スペーシア」へとリニューアル。それ以来、4種のカラーバリエーションで現在に至っていた。

▲「TOBU LIMITED EXPRESS SPACIA」のロゴ書体もかつてのものをリバイバル。

 今回リバイバルカラーへの変更が発表されたのは、既存の「雅」全3編成(102、105、107編成)、「粋」3編成中の2編成(108、109編成)である。「粋」の残りの101編成については、プレスリリースでは「別のリバイバルカラー塗装を実施」と記されており、塗装変更完了の暁には「雅」「粋」両カラーリングは消滅となる見込み。

 今回報道公開された109編成は、前述の通り元「粋」塗装だった編成。6月5日(土)より営業運転開始となる。今年度中にあともう1編成が塗装変更になる予定である。

参考記事
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30周年記念! 東武スペーシアにリバイバルカラーが登場!

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