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特集・コラム

KATO貨物駅プレートに+α(アルファ)で楽しむ、コンテナターミナル!

2021.01.02

製作:瀧口宜慎

▲扇形に広がるコンテナターミナル。KATO貨物駅プレートを基本に自作のパネルと製品ストラクチャーで遊んでみた。

 

 KATOがNゲージでリリースする貨物駅プレートは手軽に貨物駅に荷役線を再現できる便利なアイテムですがそれだけでは貨物駅の雰囲気としては物足りません。ここでは貨物駅プレートにに「+アルファ」で楽しめる現代的な貨物駅であるコンテナターミナルを紹介しましょう。

▲一部の貨物駅プレートはスチレンボードで自作したもの。

■製品にないプレートは自作

 貨物駅プレートの製品用意されているプレートは1種類の形状のみ。そこでいろいろな変形プレートを5㎜厚のスチレンボードで自作して、コンテナターミナルの扇形に広がるように構成。また、芝生の植え込みのパネルなど津川洋行製の芝生マットを貼り付け自作したものです。植え込み部分は、平面で単調になりがちな貨物駅にアクセントと憩いの雰囲気を与えます。

▲コンテナターミナル中央の芝生の植え込みと扇形(写真下)に広がるコンテナターミナルの線路の分岐部分。

■コンテナターミナル(貨物駅)の施設とディテールを見る

▲自動車の乗入れ可能な併用軌道ではない3線の内、一番左は留置線、真ん中が着回し線、右は荷役線の順。必要に応じ荷役線も着回し線や発着線の機能を持つ。

▲荷役線の一番奥は着回し線と合流する形で車止めがある。合流してからの背線路の長さは機関車1両が引き上げられれば十分な長さ。

▲荷役線にコンテナ編成を止めたまま、着回し作業を行なうEF210。

▲荷役線ではフォークリフトがコンテナの積み下ろしを行なう。もちろん荷役線はこのほかに2本あるので、そこでもフォークリフトの積み下ろしは再現できる。

▲奥の荷役線では今はなき車運車、ク5000が自動車の積み込みを行なっている。併用軌道の荷役線ならではの風景。

▲荷役線2線の入口と、着回し線の入口などの箇所にはアンカプラー組み込んでマグネマティックカプラーによる自動解結にも対応している。

▲コンテナターミナルの出入口付近には詰所を置いて、貨物駅事務所を再現。

▲トラック置き場は植え込みの間の駐車場。周辺には廃コンテナなどの物置を置いている。

▲貨物駅線路・プレート配置図。

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