特集・コラム

第2回「185系誕生の背景となった153系」

2020.12.30

■185系開発始動時の国鉄
 1973年当時、私は東京南鉄道管理局という地方鉄道管理局、いわば要請側にいた。つまり、具体的な置き換えや運用計画を策定し、本社に新車の投入をお願いする立場にあったことになるが、本社と東京三(北・南・西)鉄道管理局は渡り廊下で結ばれており、毎日のように細部の打ち合せに通っていた。しかも、そこにいるのは昨日までの同僚であったこともあり、さまざまな状況を知り得たので、車両計画の進捗状況も細部にわたり把握していた。このため185系については、要請側からみた経過を中心に、本社での流れなども織り交ぜて記述していく。

▲急行「伊豆」や東海道本線の普通列車としても活躍していた153系。

 ’81.4.3 東海道本線 根府川~真鶴 P:松尾よしたか

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