JR貨物は、広島車両所の大規模な改修工事を実施することを発表した。建物の建替えを含む全面的な改修工事を行い、労働環境の抜本的な改善や作業効率の向上を通じて、安全・安定輸送を支えるメンテナンス体制を強化する。
完成イメージ(案)
同所は、1943年3月に操業を開始した、JR貨物所有の機関車・貨車の全般検査(車両全体を分解する大規模な定期検査)を担う重要な車両メンテナンス拠点。しかし、操業開始から80年以上が経過し、施設や設備の老朽化が進んでいたほか、操業当時のレイアウトを利用し続けてきたため、現状のメンテナンス工程に合わせた効率化が課題となっていた。
今回の改修工事では、こうした課題に対応し、今後も安全・安定輸送の維持、継続を図るため、施設・設備の更新および施設レイアウト改善による作業動線の集約・再配置を含めた全面改修工事を実施する。
なお、工事は車両メンテナンスの機能を継続しながら、解体、新築、移設を段階的に実施して進められる予定。工事期間は2026年から2035年までを見込んでいる。
改修計画イメージ(レイアウト案)
(提供:JR貨物)


