185系

特集・コラム

奥羽本線山形地区に新時代! E723系5000番代

2026.05.14NEW

text & photo:RM
取材日:’26.5.8 場所:山形新幹線車両センター
取材協力:東日本旅客鉄道山形支店

 山形新幹線が走る奥羽本線・福島~新庄間は、在来線ながら軌間が1,435mmとされていることから専用仕様の電車が用いられています。そのうち、新幹線開業と同時に投入された719系5000番代は更新時期を迎えており、JR東日本では後継車としてE723系5000番代を企画。この度実車が報道公開となりました。

▲クハE722形+クモハE723形の2両固定編成。写真はクハ側から見たところ。

車内や床下など見どころはまだまだいっぱい…!

 基本構成としては20m級3扉・ステンレス車体、裾絞りのない非拡幅車体で2両固定編成を組みます。室内はオールロングシートで、車窓を楽しみたい向きには少々残念なことかもしれませんが、収容能力はアップしているようです。車椅子対応のトイレや、各車に装備されるフリースペースなど、現代車両に求められる要件はすべて兼ね備えられています。

 一見して感じられるのが、同じJR東日本の電気式気動車GV-E400系やハイブリッド車両HB-E220系によく似ているということ。八角形をモチーフとした前面、そしてそこが大胆にブラックアウトされている点をはじめ、丸みを帯びた2段側窓を採用している点、開口部が個数・面積共に最小限…といったところに共通性が感じられます。これらはすべてメーカーが川崎車両であり、同社による設計主導が強く窺えると言うことができましょう。まだ明記された資料はないようですが、川崎車両の標準車体「efACE(イーフェイス)」の一員であることは間違いないと思われます。

 アクセントカラーは719系・701系から続くオレンジ・白・緑。外観上のアクセントというか遊び心として、前面のストライプが向かって右手にしかなく、左右非対称のデザインとなっていることが話題になりそうです。

▲アクセントストライプ&ロゴが向かって右側にしかない左右非対称の前面。

 投入区間は福島~新庄間、新造車両数は2両編成11本の22両で、営業開始時期は2026年度秋頃を予定しています。投入両数は719系に比べて1編成減の予定です。投入完了の暁には719系5000番代が淘汰されることとなり、既に全廃されている0番代・700番代も含めて廃形式となってしまいます。各地で引退が進む「211系顔」の仲間たち、しっかり記録・記憶に焼き付けておきたいものですね。

関連記事
【JR東日本】奥羽本線に新車投入が決定!気になるデザインはGV-E400系風⁉

(画像提供:川崎車両)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加