JR東海の東海道新幹線では、これまで営業車での検測を可能とする技術開発を進めており、2025年10月には今まで開発してきた営業車検測の技術によって、ドクターイエローの全ての検測機能および社員が現地で行っている検査業務の一部の代替が可能となったことが発表された。そしてこの度、検測機能を搭載したN700S営業車へ、新たに名称・ロゴマークが定められることとなった。今もなおJR西日本所有の車両で続けられる「ドクターイエロー」の運行だが、その意思を受け継ぐ新たなシンボルとして定着していくことを願うばかりである。

■名称・ロゴマーク
●名称
「ドクターS(ドクターエス) 」
・最新型車両「N700S」、「S Work車両」や「S Wi-Fi for Biz」など、東海道新幹線のブランドイメージとして定着した「S」を使用
・「ドクター」の名を冠し、ドクターイエローの役割を受け継ぐ車両であることを表現
●ロゴマーク
「S」を黄色で表現することで、ドクターイエローの役割を受け継ぐ車両であることを表現
■ロゴマークの配置箇所
・両先頭車両および奇数号車(1編成あたり計20箇所)
■その他
・ドクターSの営業車両としての走行開始は2026年10月を予定。その後、試験運用や確認試験を完了したのち、2027年1月に検測機器の運用開始を予定している。
・ドクターSは計4編成(各16両)を投入予定。
・ドクターイエロー(T4編成)の車体に使用されていたアルミ部材を水平リサイクルし、「ドクターS」の車体の一部(屋根部、側面部)に使用される。


