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JR東日本の東京駅新幹線ホームにもついにホームドア設置へ 多様な編成に対応する新しい方式のものに

2025.10.07

東京駅へのホームドア導入イメージ。(プレスリリースより)

 JR東日本は、新幹線東京駅ホームに、安全レベルの向上を目的として、新幹線では世界初となる、ドア位置の異なる多くの編成に対応し、該当するホームドアを自動で開扉する新しい方式のホームドアを導入すると発表した。また、今後新幹線各駅の利用状況などを踏まえ、ホームドアの導入を推進していくとしている。
 現在JR東日本は、新幹線が通過するホームがある一部の駅の風圧対策として、ホームドアを設置している。今回、1日平均の乗車人員が7万人以上の新幹線東京駅の各ホーム(20番線・21番線・22番線・23番線)に、旅客と列車の接触や線路への転落防止対策として、ホームドアを設置することとなった。

編成ごとに開扉する扉が変わる新しいシステムのホームドアの図説。(プレスリリースより)

 今回設置されるのは、車両ドアの位置が異なるJR東日本の多様な新幹線の編成に対応したレイアウトのもので、ホームドアの使用開始に合わせて、駅に到着した編成の種類を判別し、自動で車両ドアの位置に応じたホームドアを開扉する機能を導入するとしている。
 なお、編成を判別する仕組みとして QR コードを利用した方式を開発中であり、今後検証試験等を行いながら導入に向けた検討を進めていく予定だ。なお使用開始日は20番線・21番線の各ホームは2028年度末、22番線・23番線の各ホームは2029年度末を予定している。

詳しくはこちら(プレスリリースPDF)

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