京都鉄道博物館では、鉄道が英国で開業してから200周年を迎えることを記念し、生活の中で変化してきた鉄道の歴史を、芸術的な視点より絵画や車両模型、切符などで紹介する企画展を実施する。
企画展ポスター(プレスリリースより)
第1章「鉄道の誕生、鉄路がひろがる時代」では、各国の鉄道を“創る”過程を巡る展示が行われる。イギリスの鉄道開業時の車両を模型で、日本の鉄道開業については当時の新聞や錦絵で、また世界の鉄道の開業については、代表的な国の車両模型や切符、時刻表などで紹介される。
第2章「鉄道がひろげた生活圏、あたらしい文化・芸術」では、鉄道の発展により、作られていった新しい文化や芸術を楽しむことができ、国鉄が編集したトラベル・フォト・ニュースを通し、1950 年代の海外と日本の鉄道についての紹介や、同年代に、鉄道のある風景画を描いていた蒸気機関士である太田忠氏の作品を見ることができる。
第3章「鉄道で彩る Art と鉄道で彩られる地」では、「オリエント急行」関連資料の文芸作品にみられる表現を交えた紹介のほか、同館と姉妹連携を結んでいる英国のNRM(National Railway Museum)を中心に、「鉄道文化拠点」と位置付けられる諸外国の鉄道系博物館の紹介を楽しむことができる。
図録も販売予定。詳細は決まり次第、発表される。
ロコモーション号模型(プレスリリースより)
オリエント急行パンフレット(プレスリリースより)
■開催期間
2025年10月4日(土) ~ 2026年1月12日(月・祝)
■開催場所
本館2F 企画展示室
◆詳細はこちら(プレスリリースPDF)




