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【ヘッドライトだけ公開!?】キーワードは「未来」!相模鉄道、新型車両「13000系」導入を発表

2025.02.07

▲今回公表された13000系の前照灯部分。画像:相模鉄道ホームページより

 相模鉄道は、2025年2月7日、2025年度から順次相鉄線に、新型車両「13000系」を導入することを発表した。
 相鉄グループでは、2014年から駅舎や車両、制服などを統一したコンセプトでデザインする「デザインブランドアッププロジェクト」を展開しており、今回、「デザインブランドアッププロジェクト」の第2フェーズとして、これまでのデザインコンセプト「安全×安心×エレガント」に「未来」というキーワードを加えデザインした新型車両を導入する。

 同車両の前面は、水を切り拓いて進む、海の生き物の流麗な造形を参考にしたデザインとなった。また前照灯は、新たに加えたコンセプト「未来」に基づき「未来を見つめる目」としてデザインされた。クリスタルカットされたアクリルが配される、相鉄のオリジナルデザインとなっている。なお、この前照灯の両端部には新たに「コンセプトエンブレム(Cencept Emblem)」と呼ぶエッジの際立った部品を新設され、より一層エレガントさを感じさせる工夫が施されるという。なお、気になる全体パースや運行開始時期、運行区間、車両情報などの詳細は、決まり次第公表される予定としている。

 相模鉄道では、これまでも「デザインブランドアッププロジェクト」の概念に基づいて12000系(相鉄・JR直通線用車両)や20000系・21000系(相鉄・東急新横浜線用車両)などを導入し、沿線のブランドイメージ向上を図ってきた。
 今後、相鉄線沿線では、相鉄本線「瀬谷駅」から付近で、「2027年国際園芸博(GREEN×EXPO 2027)」が開催されることもあり、これまで以上に相鉄線沿線に沿線外の方々が訪れることが予想される。同社は、利用者の一番のタッチポイントである車両に、「新コンセプト」に基づいた新型車両を順次導入し、「次のステージ」へ、「未来」へ、相鉄線や相鉄線沿線のさらなる認知度向上・イメージ向上を目指しているとしている。今回発表された新型車両の情報は以下の通り。

■ 車両名称
 13000系

■ 導入年度
 2025年度より

■車両コンセプト
 安全×安心×エレガント×未来

■車両の特徴
 ●全体
  生き物のような流麗な造形
 ●前面
  ・力強く頼りがいのある、それでいて優しさも感じられるような顔つき
  ・スピードを感じるシャープなエッジと有機的形状の融合した造形

■前照灯
 ●未来を見つめる切れ長の目
 ●入線時にホームから車両の横顔が美しく見える新設計を実施
 ●前照灯の両端部には、「13000系」の「Concept Emblem」を採用
 ●前照灯の内部には、線路の色であるさび色をイメージした配色を実施

■車体色
 ●横浜をイメージした濃紺色「YOKOHAMA NAVYBLUE」で塗装

詳しくはこちら(相模鉄道プレスリリースサイト)

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