画像:JR東日本プレスリリースより
JR東日本は、仙石線への新型車両導入を発表した。導入されるのは房総地区や相模線、日光・宇都宮線、鶴見線などで活躍するE131系。4両編成で14本の合計56両を新造する予定となっている。塗装は205系からのカラーリングを踏襲した青の濃淡帯と、前面にはドットパターンが配されている。また、内装も仙石線沿いの海の景色をイメージした室内とされ、ラインカラーであるスカイブルーをモケットの背に使用したロングシートを採用する。また前面デザインはダミーの貫通扉もない、完全なフラットなものとなり、E131系シリーズの中でさらに新形態の顔が誕生した。
設備面では車体側面にカメラを設けるなど、ワンマン運転に対応した機器を搭載するほか、モニタリング技術を活用した車両搭載機器や線路設備の状態監視機能、バリアフリー化、また17インチの大型車内ディスプレイで情報提供が随時行われる。
全車置き換え予定となった205系。
‘22.08.06 仙石線 陸前山下~石巻 P:森本裕之
(今日の一枚より)
運転開始時期は2025年度冬頃からを予定しており、従来の205系は順次全て置き換えられることになる。