※写真はイメージです。
‘24.4.13 久留里線 上総松丘 P:桑原優司
(今日の一枚より)
JR東日本は11月27日に、久留里線の久留里〜上総亀山間の新たな交通体系に関する検討の結果、バス等を中心とした新たな交通体系へのモードチェンジを図ることが必要との結論が出され、久留里〜上総亀山間9.6kmは廃止する方針が示されました。
2024年10月21日に開催された第5回検討会議においては、「上総地区で提供されている交通サービスは、当該地区の移動需要に適していないこと」や「当該地区での移動需要を考慮すると、自動車中心の交通体系への移行により、より利便性の高い地域公共交通が実現すること」という結果となっており、それを踏まえての結論となっています。
この議論に関しては2023年3月に申し入れが行われ、その際2021年度の木更津~上総亀山間の平均通過人員は、1987年比で約7割減少となる1日当たり782人となっていること、特に久留里~上総亀山間については1日当たり55人のみという厳しい数字が示されていました。
詳しい廃止時期などはまだ発表されていませんが、今後どのようなタイミングで廃止となるのか、「新たな交通体系」となるものの詳細の発表などが待たれます。