JR東日本とJR東日本商事、KDDIは、2024年10月11日(金)から、E217系の車内をデジタル空間で再現したデジタルトレインを活用し、座席や運転台部品などの鉄道古物を販売する実証実験を行います。これは2024年2月に実施した調査により鉄道古物販売のニーズがあることを確認できたため、今回は実際に販売し、鉄道古物販売におけるデジタル技術の有用性やサービス内容について検証するというものです。
P:野中純一(今日の一枚より)
◎実証実験概要
■目的
・デジタルトレインを活用した鉄道古物販売が新しいサービスになりえるか、またデジタルトレインの活用が需要喚起につながるかを検証します。
・鉄道古物の予約販売方式の仕組みを検証し、課題を抽出します。
■実施期間
・デジタルトレイン体験期間:2024年10月9日(水)14時~2024年10月31日(木)12時
・鉄道古物販売期間:2024年10月11日(金)12時~2024年10月27日(日)23時59分
■実施内容
・デジタルトレインを活用し、廃車車両の鉄道古物をTRAINIART JRE MALL店で予約 販売します。
・デジタルトレインに2階建てグリーン車のエリアを追加、販売する部品を充実化します。
※鉄道古物は予約順で購入いただき、2024年12月頃のお届けを予定しています。
再現したE217系車両のデジタル空間(イメージ・プレスリリースより)
(プレスリリースより)
■利用方法
こちらのURLにスマートフォンでアクセスすると、デジタル空間で再現したE217 系車内をご覧いただけます。購入したい鉄道古物を選択し、JRE MALLの商品ページにて予約購入が可能です。
(プレスリリースより)
■アンケートと回答特典について
デジタルトレインの操作性やご要望などに関するアンケートを行います。 回答いただいた方に鉄道グッズショップTRAINIART JRE MALL店で使える1,000円OFFクーポンをプレゼントします。
■デジタルトレインの仕組み
KDDIの空間再現サービス「αU place」が保有するスマートフォンでの3Dスキャンと空間制作技術により、鉄道車両の迅速なモデル構築およびデジタル空間公開を実現しています。