▲今回復活することとなった東急8500系。復活したのは写真右の8637編成。
P:RM
2023年1月に惜しまれつつ引退した東急電鉄の8500系が、この度臨時列車用として運行することを目指し、動態保存車として復活することが発表されました。
復活するのは8500系のうち、最終編成として残り続けていた8637編成。4両編成に短縮され、8500系のシンボルでもある前面と側面の帯は8637編成が引退時の青帯と、多くの8500系で採用されていた赤帯・側面帯なしの両方となります。
▲塗装パターンのイメージ。(東急電鉄プレスリリースより)
この復活は、乗客やレイル・ファンから引退を残念に思う声が寄せられたこと、東急電鉄最後の直流モーター車であり職員への技術伝承に活用できること、多客時やイベント時の運行にも活用できることなどが理由として挙げられています。詳細な運行予定は下記の通りです。
■開始時期
2024年秋頃を予定
■区間
大井町線(大井町~溝の口間)、田園都市線(二子玉川~長津田間)、こどもの国線
※多客期やイベント時の臨時列車や団体臨時列車として運行予定