▲2022年夏に報道公開された東横線用「Q SEAT」車。
‘22.8.6 東急電鉄 長津田検車区 P:RM
東急電鉄は、2024年5月7日(火)から東横線で運行している有料座席指定サービス「Q SEAT」の利便性向上ならびに現在の利用状況を鑑み、一部サービス内容を変更すると発表しました。
「Q SEAT」は、東横線で運行されている5050系10両編成の一部に、座席をロングシートからクロスシートへ転換し、指定料金500円を払うことで、より快適に移動ができるというものです。サービス区間と曜日は定められており、平日夜に渋谷駅を発車する一部の急行 元町・中華街行き4・5号車に設定されます(横浜駅から先はフリー乗降区間)。
▲運行本数が2本増え、18:35発の便と渋谷発19:05発の便が増発される。(プレスリリースより)
▲従来は2両でのサービスだったが、5月7日以降は5号車のみのサービスとなり、4号車はロングシートモードでの運行に。(プレスリリースより)
この度5月7日(火)より、「Q SEAT」のサービス時間帯が現在の1日5本運行から、渋谷18:35発の「183号」と、渋谷発19:05発の「191号」の2本を増発し、合計1日7本での運行になるほか、10両編成のうち、現在は一部列車の4・5号車(2両)でのサービスから、一部列車の5号車(1両)のみでのサービスに変更されます。
なお、サービス対象外となった4号車については、5号車同様の「Q SEAT」ラッピング車になりますが、他の車両同様に列車指定券なしで乗車できるほか、ロングシートモードでの運行になります。なお、本サービスを実施していない運行区間については、5号車でも列車指定券なしで利用が可能となっています。
2023年8月より運行開始となった東横線の「Q SEAT」ですが、1年経たずして早くも動きが発生したことになります。