JR東海は、東海道新幹線において車内のビジネス環境を更に充実させるべく、新たなサービスを提供すると発表したと。これまで東海道新幹線では働く場所を選ばない新しい働き方の広がりを踏まえ、2021年以来、ワークスタイルに応じた移動時間を過ごすことができるように、駅や車内のビジネス環境を充実させている。
これに合わせ2023年10月20日(金)以降、「S Work車両」のロゴマークを7号車の車両側面、及び客室・デッキ間の扉に掲出することで、「S Work車両」であることをわかりやすくお知らせする。
(プレスリリースより)
▲新ロゴマーク(プレスリリースより)
(1)「S Work車両」のリニューアル
7号車の一部の3人掛け席の中央(B席)にパーティションを設置し、A・C席を「S Work Pシート」とする。これにより、A・C席を利用の方のパーソナルスペースが、より広くなり、より快適に仕事をすることが可能になる。また、ノートパソコン等の入力がしやすくなるよう、手元にスライドさせると傾斜するテーブルに改良する「S Work Pシート」は、従来の「S Work車両」と同様、EXサービスで利用できる普通車指定席として発売を開始する。通常の普通車指定席(EXサービス利用)の料金に追加額を支払うことで利用できる。 ※エクスプレス予約・スマートEXで発売(2024年春頃に駅窓口等でも発売予定)
●開始時期:2023年10月20日(金)(10月18日(水)より予約開始)
(2)「S Work車両」の「ひかり」「こだま」への拡大
「ひかり」「こだま」についても7号車を「S Work車両」として運行し、東海道新幹線の全駅から利用できるようにする。※「ひかり」「こだま」でも「S Work Pシート」を設定する。
●開始時期:2023年10月20日(金)(10月18日(水)より予約開始)
(3)N700S全編成への「ビジネスブース」の整備
現在、N700Sの一部編成で試験導入している「ビジネスブース」について、利便性向上のための改良を加え、N700S全編成に整備し、本格導入する。試験導入中は乗客の利用状況や改善点を調査するために無料で「ビジネスブース」を利用できたが、本格導入以降は有料となる。
●開始時期:2023年10月1日(日)以降、整備完了した編成から順次(2024年度中に整備を完了する予定)
(プレスリリースより)