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取材日:’23.3.16 取材協力:西日本旅客鉄道
3月18日のダイヤ改正と同時に開業となる大阪駅(うめきたエリア)。既に線路は地下に切り替わり、特急「はるか」「くろしお」と貨物列車が通過していますが、駅施設としての供用開始を目前に控え、その全貌が報道公開されました。
うめきたエリア地下駅コンコース天井には凝ったデザインの間接照明が設置されています。
他にも見どころたくさん!
新たに地下にできる21~24番線ホームは、既存の高架ホーム直下ではなく、やや北西に離れた場所、かつ線路も既存の線路に対して斜めに角度がついています。そのため、従来の大阪駅入口からアクセスするのではなく、新たにできる西口との間で改札内連絡ができるようになっています。
新たに設置された西口の地上改札口。
西口とうめきたエリアを結ぶ改札内連絡通路。
前回報道公開された際には未完成であったサイン類が設置された21・22番線ホーム。
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地下駅部分にも改札口があり、ここにはハイテクの最先端と言える「顔認証によるゲートレス改札」が実証実験として設置されています。
うめきた地下口の顔認証改札は実証実験段階で、新大阪〜大阪の定期利用客がモニター登録すれば利用できるそうです。 pic.twitter.com/H31rX9x21t
— Rail Magazine(レイル・マガジン)【公式】 (@RM_nekopub) March 16, 2023
新大阪~大阪間の定期券を持つ一般の方からモニターを募って実証実験を行うとのこと。カードを機器にかざすようなことも必要なく、ただ歩いて通り過ぎるだけで認証されるというのは驚きです。
顔認証によるゲートレス改札。入場・出場同時に入っても対応可能です。
緑の券売機+AI、AI案内所といったAI技術を活かしたユーザー対応もいろいろ設置されています。
地下駅側の地上出入り口。まだ周囲は再開発中です。
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