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【2月で運行終了していた】都営浅草線5300形引退記念「ありがとう5300形 都営まるごときっぷ」発売

2023.03.07

 東京都交通局では、浅草線で運用してきた5300系が去る2月で営業運転を終了したことを記念し、「ありがとう5300形 都営まるごときっぷ」を限定3,000枚発売する。

‘22.2.14 京浜急行電鉄本線 大森町~平和島 P:南 将司(今日の一枚より) 

 都営浅草線5300形は、1991年に北総開発鉄道との相互直通運転を開始するタイミングで導入した車両で、合計27編成が製造され、成田空港方面から三崎口方面までを1本で結び、32年もの間、活躍した。

 平成初期の最先端技術であるVVVF制御方式やLED方式の行先表示器などを導入、空調装置を搭載し浅草線の冷房化率の向上を図った車両であった。また、東京の「粋」を感じさせる「浅草」のイメージを表現したカラーリングは、現在の5500形にも受け継がれている。

(プレスリリースより)

(プレスリリースより)

発売開始日:2023年3月13日(月)

(プレスリリースより)

発売場所:都営地下鉄18駅の自動券売機(五反田、新橋、浅草橋、日比谷、水道橋、巣鴨、高島平、市ケ谷、馬喰横山、東日本橋、本八幡、上野御徒町、門前仲町、大門(大江戸線)、大門(浅草線)、青山一丁目、都庁前、練馬の各駅)

発売金額:大人700円 小児350円

発売枚数:3,000枚(なくなり次第終了)

※都営まるごときっぷ(都営交通一日乗車券)は、都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナーを1日に限り何回でもご乗車できるお得な乗車券。

編集部追記】後継車両5500形の導入で5300形は順次廃車となっていたが、2021年の9月以降、5500形のSRアンテナ取り付けに伴う予備車両として5320編成が1本のみ活躍してきた。その最後の1本がこの度完全に運用終了となったことになる。

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