JR北海道が2023年3月18日のダイヤ改正の概要を発表した。主な内容は以下の通り。
(1)特急「オホーツク・大雪」すべてを283系で運転
(2)特急「ライラック3号・5号」の時刻を繰り上げ
(3)北海道ボールパークFビレッジの開業にあわせた見直し
(4)快速「エアポート」と普通列車で実施している土休日運休を一部取りやめ、毎日運転に変更
(5)H100形電気式気動車を富良野線に投入
(6)利用者数の少ない駅を見直し
また今後2023年4月1日(土)に留萌線石狩沼田~留萌間廃止に伴う時刻見直し、2023年5月20日(土)に新型737系電車の室蘭線投入がそれぞれ予定されている。
‘22.6.6 函館本線 幌向~豊幌 P:齋藤立美
(「鉄道投稿情報局」より)
(1)特急「オホーツク・大雪」すべてを283系で運転
現行、183系で運転している特急「オホーツク・大雪」8本すべてを283系に置き換え、札幌~網走間で平均2分(最大5分)、旭川~網走間で平均4分(最大7分)短縮する。指定席2両と自由席1両の3両編成とし、利用状況にあわせて増結を行う。
(プレスリリースより)
(2)特急「ライラック3号・5号」の時刻を繰り上げ
特急「ライラック3号・5号」をそれぞれ繰り上げ、通勤通学に利用しやすい時刻とする。また、「ライラック5号」は札幌8:00発とし、わかりやすいダイヤとする。
(プレスリリースより)
(3)北海道ボールパークFビレッジの開業にあわせた見直し
新球場で野球を観戦する乗客に対応できるよう、普通列車の編成両数を見直す。またナイトゲームにあわせて臨時列車が運転できるよう、ダイヤを見直す。
(プレスリリースより)
(4)快速「エアポート」と普通列車で実施している土休日運休を一部取りやめ、毎日運転に変更
【土休日運休を取りやめる列車】
・手稲6:42発新千歳空港行き快速「エアポート70号」
・札幌8:48発新千歳空港行き快速「エアポート86号」
・札幌20:18発新千歳空港行き快速「エアポート202号」
・新千歳空港8:05発札幌行き快速「エアポート81号」
・新千歳空港9:42発札幌行き快速「エアポート97号」
・新千歳空港21:07発札幌行き快速「エアポート211号」
・ほしみ7:20発苫小牧行き普通列車(ほしみ~手稲間)
(5)H100形電気式気動車を富良野線に投入
富良野線の38本すべてをH100形に置き換える。全自動冷暖房装置や車いす対応洋式トイレなどにより快適性が向上するほか、車内の案内表示器が英語対応となる。各駅ではボタンを押してドアを開閉し、乗り降りする方式となる。
(プレスリリースより)
(6)利用者数の少ない駅を見直し
・駅の廃止:日高線 浜田浦駅(むかわ町)
・駅の営業期間変更:釧網線 細岡駅(釧路町):4/25~11/30のみの営業となる。
その他:2023年5月20日(土)新型737系電車の室蘭線投入
室蘭線のキハ143形気動車をすべて置き換えるほか、H100形電気式気動車も一部を除き置き換えを行う。