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パンダも大阪駅に!「うめきたエリア」開業で起こる変化とは? JR西日本2023ダイヤ改正

2022.12.18

‘22.7.9 東海道本線(梅田貨物線) 梅田信号場~福島 P:石田圭一
(「鉄道投稿情報局」より)

 JR西日本は、2023年3月18日より実施するダイヤ改正の概要を発表した。中でも注目を集めているのが、大阪駅北地区にて進められているJR西日本と周辺地域との一体的なまちづくり計画、その名も「うめきたエリア」である。

 新大阪駅から大阪環状線に至る線路(東海道線支線=通称梅田貨物線)の一部を移設・地下化し、大阪駅の近接地(うめきたエリア)に大阪駅の一部として新たな地下ホームが設置されるというのが、今回の計画の概要である。

 そして、それに伴う変化として今回発表されたのが、特急「はるか」「くろしお」が大阪駅に停車すること、そしておおさか東線のすべての列車が大阪駅まで運転されるようになることだ。

現在「はるか」「くろしお」は新大阪および西九条駅に停車し、中間地点ともいえる大阪駅へアクセスするためには乗り換えが必要だが、改正後は不要となる。

‘21.11.27 山陽本線 兵庫 P:上船尋史
(「鉄道投稿情報局」より)

 その結果、関西空港から大阪駅への所要時間は71分から47分へ短縮。和歌山駅から大阪駅への所要時間も89分から56分へと短くなる。

【プレスリリースより】

 一方、おおさか東線の大阪への直通運転によって短縮される所要時間は、平均で4分とのこと。

 2025年には万博開催が予定されている大阪だが、それに伴う再開発、そして人の流れの変化に対応すべく実施されるダイヤ改正と言えそうだ。

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P:RM

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