シリーズ第四弾：「1年記念日アルバムを作る！」編
【ついにシリーズ最終回！最後を飾るのは…】
P：羽田 洋
新入社員Kです。全4回のシリーズでお届けしてきたこの「100均アイテム×ジオコレ」シリーズもいよいよ最終回！
これまで、ＲМモデルズ編集部のＹさんが制作した作品の数々をご紹介してきました。
第一弾、第二弾、第三弾がまだの方はぜひ！
さて、全4回の「ブックジオラマ」シリーズ最終回をお届けします。今回は私、新入社員Kの作品を、思い出とともにご紹介します。
その前に簡単なご説明を。
「ブックジオラマ」とは…？
100円均一ショップで手に入れられるこちらの小物入れの中に、「思い出」をテーマとしたジオラマを作り、一冊のアルバムを作るというものです。
【1年記念日】
このジオラマは、1年記念日を迎えたカップルの春夏秋冬の思い出を、一つのジオラマに集約するという想定のもと、制作したものです。
春は一緒に桜を見たこと、夏に浴衣でお祭りに出かけたこと、秋の紅葉が綺麗だったこと、雪の日にクリスマスツリーを眺めたこと―。
この作品は私、新入社員Kの思い出を基に作りました。
底面を4分割し、1マスに１季節で表現し、見るだけで1年を振り返ることのできる、そんな作品を目指しました。
ブック型の小物入れの中に作ったことで、持ち運びも簡単なのでプレゼントすることも可能です。
【各季節のディテールをみていく】
[春]
ベンチを桜の枝の下に配置することで、まるで桜の木の下で二人が佇んでいるような仕上がりになりました。シンプルな構成ですが、大きな桜の木とカラフルな色合いの花壇のおかげで、春の暖かな陽気が伝わってきます。
そんな桜の木はジオコレの「ザ・樹木104サクラ」を使用。二人が座るベンチと花壇もジオコレで、「駅前・公園Ｃ４」を使用しました。
[夏]
お店や人はすべてジオコレ。「情景小物005 露店D」は3つで1セットなので、置くだけであっという間に夏祭りの情景が完成します。
さらに、青々とした木を植えることで、より夏らしさを演出しました。
[秋]
「秋」では、色とりどりのフォーリッジを使い、紅葉や銀杏を表現してみました。かわいらしい色合いで、満足のいくものになりました。
地面部分も、秋らしい茶系の粉を使用。鮮やかな葉たちが目立つようにしました。
紅葉の木も、手前に見える屋根付きの休憩所も、ジオコレ。休憩所は「駅前・公園Ｃ４」の中に入っていたものです。
[冬]
冬は一面の雪を表現するために、紙粘土でベースを作った後に、テクスチャーペイントを塗布。テクスチャーペイントを塗ると雪の質感が加わり、より冬らしさを演出することができます。クリスマスツリーや雪だるま、かまくらは手作りしました。少しいびつですが、愛着が沸く仕上がりになりました。
【１年間の思い出を振り返る】
[春の思い出]
付き合って二ヶ月。桜が満開の4月ごろ、大きな木の下で日向ぼっこをしました。この日は暖かくて、つい桜をみながらうとうと。来年はお弁当をもってお花見をしたいねと二人で話していたら、私の髪に桜の花びらが。そっと彼が花びらを払ってくれて、ドキドキした。
▲桜に手を伸ばすわたし。
[夏の思い出]
夏は浴衣を着て近所のお祭りへ。ラムネとお面を買って、りんご飴を食べました。暑い日だったけど、手をつないで回れて嬉しかったです。二人でお祭りを満喫して、素敵な一日でした。
▲一緒に浴衣を着てお祭りに行くのが憧れだった。
[秋の思い出]
秋は紅葉を見に神社へ。色とりどりの紅葉をバックに彼が写真を撮ってくれました。
少し肌寒くなってきて、空が高く感じられたこの日、彼と見た綺麗な紅葉は忘れられない思い出になりました。
カメラが好きな彼は、よく私の写真を撮ってくれます。いつも照れくさいけど、私は彼の撮る写真が好きです。
▲紅葉とパシャリ。
【冬の思い出】
待ちに待った二人で過ごす初めてのクリスマス。おそろいの洋服を着て出掛けて、ツリーを眺めた。かまくらの横にいた、誰かが作った雪だるまが可愛くて、思わず写真を撮りました。クリスマスツリーが冬の冷たい空気にキラキラしていていました。お互いにプレゼントを贈り合い、私は彼からマフラーをもらいました。特別な一日になりました。
▲冬空に輝くクリスマスツリー。
▲完成した作品を持って撮影。
この作品は、ほとんどがジオコレ製品でできています。ジオラマ作り初心者の私でも、配置や地面の質感を工夫するだけで、比較的容易に作り上げることができました。中央部分には紙粘土と厚紙でメッセージを入れ、メモリアルな「ブックジオラマ」を目指しました。
こちらの作例はほんの一例ですが、記念日や誕生日などに贈るアルバムとして、ぜひ大切な「あの人」に、作ってみてはいかかでしょうか。
全四回の「ブックジオラマ」シリーズ、これにて完結となります。
いかがだったでしょうか。
ここまで、私たちの思い出をジオラマにしてお届けしてきました。作品として形にしていく中で、何気ない日常もかけがえのない瞬間だということを改めて感じました。
お読みいただいたみなさま、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
みなさまも、大切な思い出をぜひ「ブックジオラマ」で形にしてみてください。
【「1年記念日」のジオラマ製作工程動画を「RMモデルズYouTube」にてアップ中！ご覧ください！】
★第一弾から第三弾まではコチラから★
