鉄道博物館では、2022年10月30日より、EF58形61号電気機関車を常設展示すると発表した！
1984年9月撮影（プレスリリースより）
本機関車は1953年7月にお召列車専用機として製造され、首都圏の直流電化区間を中心に2008年まで活躍してきた。
鉄道博物館としては、2018年7月の南館オープン以来、4年ぶりの展示車両の追加となり、展示車両は屋内外合わせて42両となる。
1984年9月撮影（プレスリリースより）
◎EF58形61号電気機関車の常設展示について
■展示開始日：2022年10月30日（日）
■展示場所：本館1F
◎EF58形 61号電気機関車とは
■製造年：1953年
■製造所：日立製作所 水戸工場
■全長：19.9m
■特徴：1953年、60号機とともに初めからお召列車専用機として指定したうえで車両メーカーに発注、新製された。車体正面だけでなく側面まで取り付けられたステンレス製の飾り帯や国旗掲揚装置、足回り各部の磨き出しなどの専用装備を当初から備えていた。
1953年10月に東京～名古屋間でお召列車を牽引して以来、2001年までの間、90回以上お召列車の先頭に立ち、そのほかにも臨時列車やイベント列車を多く牽引し、日本の電気機関車を代表する存在となった。
■主な履歴
（プレスリリースより）
■主な諸元
○主要寸法：最大長：19,900mm 最大幅：2,800mm
○パンタグラフ折りたたみ高さ：3,960mm
○電気方式：直流1500V
○1時間定格出力：1,900kW
○運転最高速度：110km/h
【編集部追記】EF58 61は尾久車両センター（旧・田端運転所）所属で車籍を持っていたが、現車は長年東京総合車両センターに置かれており、9月中旬に大宮まで陸送されたのが目撃されていた。
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