JR西日本は、定例の社長会見にて8月および9月上旬の鉄道利用状況を公開した。
‘19.1.22 片町線 徳庵 P：寺岡侑亮
（「鉄道投稿情報局」より）
それによると、利用状況は前年比で140－255％、収入も103－184％（※それぞれ詳細は以下の表を参照）にアップしたものの、8月に新型コロナウイルスが再拡大したこともあり、コロナ前の2019年と比較すると、山陽新幹線の利用状況が61％（8月）、近畿圏が82％（8月）、北陸新幹線は63％（8月）など、回復には至っていない状況が垣間見える。
【プレスリリースより】
また、9月に入ってからも台風の影響を受けるなど想定外の要因も相まって、それまでの回復傾向からやや悪化する結果となっている。
海外からの入国制限緩和や政府による旅行支援策も検討されているが、それらがどう実現されていくかによって、利用状況の変化に大きな影響を及ぼすだけに、動向が注目される。
