JR貨物は、8月3日より続いた大雨により、東北・北陸・新潟県内の複数区間で貨物列車の運休および大幅な遅延が発生している件について、続報(8月8日14時時点)を発表した。これによると、特に旧東北本線ルートのいわて銀河鉄道部分が8月8日15時頃復旧したことで、これまで鉄道貨物による物流が途絶していた北東北・北海道方面への動きが再開したことになっている。詳細は以下のとおり。
‘19.4.28 IGRいわて銀河鉄道 岩手川口~いわて沼宮内 P:水沼達哉
(今日の一枚より)
■貨物列車の主な運転中止区間と運転再開予定(別紙地図参照)
・いわて銀河鉄道線等 盛岡(タ) ~ 八戸貨物駅間 (8月8日15時頃運転再開)
・奥羽線 秋田貨物駅 ~ 大館駅間
・白新線、羽越線 新潟(タ)~酒田駅間 (8月8日2時12分運転再開)
・北陸線 米原駅 ~ 南福井駅間 (8月11日5時頃運転再開予定)
・湖西線 山科駅 ~ 近江塩津駅間(8月11日5時頃運転再開予定)
※(タ)は貨物ターミナル駅の略
■迂回輸送実施について
8・9日に、関西地区~北海道間の臨時列車を東海道線・東北線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線経由でそれぞれ1往復ずつ運転する。
■今後の見通しについて
現在のところ、奥羽線以外の区間の運転再開予定については上記の通り。奥羽線については、状況がわかり次第告知される。
(プレスリリースより)