JR東日本は、上越新幹線(大宮~新潟間)の速度向上に必要な騒音対策などの地上設備工事が2022年度末までに完了する見通しが立ったため、2023年春から同区間の最高速度向上によるダイヤの変更にむけて準備を進めていると発表した。所要時間は約7分短縮される。なお、これに伴い、上越新幹線はすべてE7系に統一され、E2系は姿を消す模様。詳細は以下の通り。
’20.3.29 上越新幹線 熊谷 P:長島信幸
(今日の一枚より)
■最高速度
上越新幹線(大宮~新潟間)275km/h
(現行︓240km/h ※最速1時間14分)
(プレスリリースより)
■所要時間の短縮
最大7分程度
※大宮~高崎間を走行する北陸新幹線についても、最大2分程度の時間短縮を見込んでいる。
■対象車両:E7系 ※2022年度末に上越新幹線は全列車をE7系に統一する予定
■速度向上開始時期:2023 年春(予定)
■地上装備の対策
(プレスリリースより)
(1)騒音工事:(吸音板設置、防音壁かさ上げ、NIDES、別基礎防音壁)
(2)設備改修(トロリ線張替)