現在の日本の鉄道網の基幹となっている新幹線。北海道の新函館北斗から、九州の鹿児島中央まで1本の「背骨」がつながっているだけでなく、上越・北陸という「手足」にあたる路線、山形・秋田という在来線から直通する路線、そして近々で新たに開業予定の西九州新幹線は当面は「飛び地」ながら、ついに列島西端と言える長崎まで到達することになる。
1964年の東海道新幹線開業から58年。節目節目で開業や延伸、新型車両の導入などの「記念すべきイヤー」があった。そして今年2022年、特にJR東日本の新幹線で、その「記念イヤー」から5・10の倍数でお祝いする「周年イベント」が多数発生する。
上図の通り、6つの開業(JR東日本のすべての新幹線路線に関わる)が今年「○○周年」の記念イヤーを迎えることで、JR東日本では「新幹線YEAR2022」というキャンペーンを開始した。記念ロゴが制定され、動画プロモーションなども電車内や駅のデジタルサイネージで展開中。今後、それぞれの記念日が近づくたびに地域の特色を打ち出したイベントが打ち出されるだろう。
ちょうど10年前の、東北新幹線30周年の時に運転された記念列車。
‘12.6.23 東北新幹線 福島~郡山 P:河澄拓哉
(鉄道投稿情報局より)
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