88651は国内向けに製造された8620形蒸気機関車の最終号機。初号機(8620)が登場してから、実に15年後の製造である。車歴によると、新製後は九州に配属、戦後の長い時期を中国地方で過ごした。福塩線の貨物列車廃止に伴ない、弘前に転属し、五能線を最後に廃車となった。 ’70.4 芸備線管理所 P:清原正明