JR東日本は、同社が発行している交通系ICカード「Suica」の一種として、「Suica Light」の発行を開始した。通常の「Suica」と異なり、発行時に請求される500円の預り金(デポジット)なしで最大6ヶ月利用できる。
Suica Lightは、通常のSuicaと同様に交通系ICカードとして使用できるほか、各種ICカード決済にも対応しており、短期間での利用を想定しているものとなる。
▲デザインイメージ
(プレスリリースより)
■特徴
(1) 預り金(デポジット)なしで、最大6ヶ月間使用可能
500円の預り金(デポジット)を不要とすることで、利用後の払い戻しの手間がなくなる。一例として想定しているのは、地方自治体における地域住民の方への交通費補助事業等、「短期間での利用に対し、多くの Suica を配布したい」というニーズ。修学旅行等の短期の団体旅行でも、通常の Suica の代わりとして活用できる。
※入金(チャージ残高)の払い戻しは行わない。
※有効期限あり、再発行は行わない。
(2) 鉄道・バス等で利用可能であるほか、電子マネーとして利用可能
通常の Suica と同様、全国相互利用対象エリアの鉄道・バス等で利用可能。また、店舗やタクシー、観光施設等での支払いにも利用できる。
■販売等に関して
地方自治体における交通費補助事業等や修学旅行等の短期の団体旅行での活用を想定しているため、地方自治体や旅行代理店等、法人への販売のみとなる。
※一般の利用者への販売は行わない。
※販売は株式会社びゅうトラベルサービスが行う。