485系車輌の制御付随車。従来通りのボンネット型を踏襲したが、若干のマイナーチェンジを実施したのが-100番代。前部標識灯(前照灯)をシールドビーム化、先頭ボンネット内部に高圧補器類(MG・CP)が搭載されていたうち、MGを床下架装に変更、併せて出力向上(150kvA→210kvA)を実施。全26輌が製造されたが、この内、-107は、’72年7月の日本車輛で製造、向日町運転所(当時)に配属。その後’86年11月に金沢運転所(当時)に転属後は同区を離れず、北陸線系統の特急列車に運用。旧151系からのこだま型形態のボンネットスタイルの最終形となった。JR化後も主力で活躍も、新形式車投入とボンネット型のため、定員が他の先頭車両よりも少なくなることから置換えの優先対象となり、’04年までに全廃。番代廃止となった。なお、-107は’02年03月廃車。 ’89.3.24 名古屋 P:梶村昭仁