1984(昭和59)年暮に南知多観光特急専用をコンセプトに2輌2本が登場。車体は伝統のパノラマスタイルながらハイデッカ構造を初採用。機器は7000系から流用。観光用豪華特急車から公募で「パノラマDX」と云う愛称に。団体使用を考慮した2・4人室セミコンパートメント座席とし、当初はデラックス特急座席指定料金を設定。’87年2本、’89年に中間サ8850形増備で3輌編成に。晩年は3本が一般特急化改造で座席もリクライニング座席へ。車体・機器の老朽化等で’05年1月末で全車引退、消滅した。 ’95.3 西尾線 米津~桜町前 P:梶村昭仁