元は長野電鉄1100系(モハ1100形クハ1150形)で’60年日本車輌製。元を辿れば旧信濃鉄道(現大糸線)の戦時買収車輌デハ1形に端を発する。’55年長野モハ1、クハ51として活躍、木造車故、全鋼製へ更新。長電では地下線化により’79年廃車後、豊橋鉄道へ。前照灯2灯化以外大した改造もなく活躍。’97年同線1,500V昇圧により名鉄譲渡車と交替し’97年9月までに廃車、消滅した。 ’87.8.20 豊橋鉄道 渥美線 新豊橋~花田(信) P:梶村 昭仁