日本では少ない中央扉の1・2等合造寝台車(当初は非冷房でナロハネ10)で、ロネ側はプルマン式。1958(昭和33)年に誕生し、1~5は中央東西線の準急「アルプス」「きそ」に連結された。信越本線の準急「妙高」などに使われた6~9は北海道に転属後、耐寒改造工事を受けて501~504に改番(のちに2が追加され505)。冷房化はロネが1964年、ハネが1969年。北海道では準急「石北」(のちの「大雪」)「たるまえ」、「利尻」などに投入された。本州では急行「さんべ」に5年間ほど使われ、北海道では1977年以降「利尻」と「大雪」から外され、1979年に全廃を迎えた。 ’75.9.18 札幌運転区 P:内藤健作