185系

特集・コラム

特定ナンバーで再現された… Nゲージの「ザ・ラストワン」

2021.11.22

text:RM photo提供:RM MODELS

 国鉄時代の代表的な直流電機、EF64・65・66形。それぞれ登場から50年以上という歳月が過ぎ、今や最も典型的な形態となるEF64 0番代、EF65 500番代、EF66 0番代の中ではそれぞれ1両だけが現役を続けています。

 発売中のムック『ザ・ラストワン EF64・65・66』では、その3両、EF64 37、EF65 501、EF66 27に焦点を当てています。丸ごと一冊その3形式の3両という構成で、モデラー向けの資料としても絶対お役に立つことでしょう。

 ここでは、近年、ますます精密化が進むNゲージの世界から、TOMIXより発売されているその特定ナンバー3両を紹介しましょう。(ムック『ザ・ラストワン EF64・65・66』より)

EF64 37(復活国鉄色)(品番7130)

 37号機の形態的な大きな特徴は、本来は内バメ式の尾灯が外バメ式になっているところ。その形態を再現した上で、現行の白色Hゴム、JRマーク無し、屋上黒塗装といった特徴が再現されています。ナンバーはオマケで全4種から選択可能。なお、茶色時代の37号機は、TOMIXはもちろん、KATOからも発売されていました。

(2020年3月発売・8,140円〔税込〕)

EF65 501(品番7124)

 EF64 37と同じく、本来は内バメ式の尾灯が外バメ式である点を再現しています。2008年以降のJRマーク無しの姿がプロトタイプです。ナンバーは印刷済。

(2020年1月発売・8,250円〔税込〕)

EF66 27(品番9151)

 更新時にJR貨物色に変更されずに国鉄色のまま活躍をつづける27号機。純粋な国鉄色と比べると、運転台を含む屋上がグレーに塗られている点が目立つ違いです。なお、実車は運転台上にクーラーを搭載していますが、モデルでは別売パーツで再現する方式となっています。

(2014年3月発売・7,370円〔税込〕)

※Nゲージ製品はその性質上、常に在庫があるとは限りません。特に発売から時間が経っている商品については既に市中在庫が払底している可能性があります。

※「ネコパブショップ」で本ムックをご購入の方に、「EF66 27 & EF65 501」A2判ポスターをプレゼントしております。お求めは下記リンク先へ。

🔶ザ・ラストワン EF64・65・66 ネコパブショップ情報

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