動力伝達装置に液体式を初めて使用し、エンジンは気動車と同じDMH17を採用したディーゼル機関車であるDD11の2次車だが、こちらは入れ替え専用の設計に改められたもの。冷却関係も1次車とは違うため、全長や台車間距離が長くなり、それと共にボンネット前部やフロントビーム廻りのデザインも変更されている。7号機は九州の竹下気動車区に配置され、火気を嫌うガソリンタンクなどの入れ替えに従事した。その後、早岐区に転じ’74年に廃車されている。 ’69.3.30 竹下気動車区 P:青柳 明