廃線跡とは…かつて列車が走っていたけれど、様々な理由で列車が走らなくなってしまった線路があった場所のこと。それは山奥に草木にうもれていることもあれば、もしかしたらきみの家の近くにひっそりと眠っていることも・・・?
魅力いっぱいの廃線跡の秘密を一緒に探してみよう!
- ①草に埋もれたレールを発見!
- ②いつまで待っても”鳴らない”踏切
- ③手がかりか? 踏切に残る看板
- ④怪奇! マンションに向かって消えていくレール
- ⑤昔の地図を発見!
- 【北とぴあ】休憩や鉄道ウォッチングに寄ってみよう!
新幹線高架の下に眠る線路
新幹線の高架下に突然現れる線路。草にうもれている。
ここが今回の廃線跡探検の最初のチェックポイントとなるよ。今も使われている線路にも見えるけれど、さびた線路と草に埋もれたこの線路はしばらく列車が通っていないみたいだ。
鳴らない踏切
今にも列車が来そうな踏切だが、列車は来ない道路をくぐると…突然踏切が現れた。今にも“カーン、カーン”と鳴り出しそうだけれど線路に柵がされている。
鳴らない踏切の手がかりを発見!
踏切に書かれたJR貨物の文字
看板の最後の行に「連絡先 JR貨物 田端操駅」と書いてある。こに踏み切りには貨物列車が走っていたのかな? これは手がかりになりそうだ!
マンションに消えるレール
線路が突然消える。この先にはマンションしかない。
ここは線路がマンションで途切れている不思議な場所。この線路はどこにつながっていたんだろう?
さらなる手がかり発見!
廃線跡にまだ列車が走っていたころの地図
少し進むと地図があったよ。よ〜く見てみると廃線跡に列車が走っていたころの地図のようだ。地図によると現在マンションがある場所はなにか大きな施設が・・・。いったい何の施設だったんだろう?
番外編:廃線跡巡りの後はここで鉄道ウォッチング!
北とぴあの展望台、新幹線と在来線を楽しむことができる。
■昔の地図を見れば廃線跡がわかる?
さて、家に帰って調査でわかったことをまとめてみよう。余裕があったら昔の地図や航空写真も調べてみると新しい発見ができるかも?。
まだ列車が走っていた頃の写真を見ると、マンションがある場所に大きな工場が! ってことはこの線路は工場に向かっていたことものだったんだ。
でもどうして工場はこんなマンションや家が多いこんな場所にあったんだろう? 下のヒントをもとにさらに調査を進めてみよう!
ヒント1:製紙工場とは
紙を作る工場。王子製紙という会社はここの地名から来ているよ。ということは…?
ヒント2:殖産興業
明治時代に機械を使った大きな工場を国が作っていた。
ヒント3:昔の航空写真もみてみよう。
※航空写真とは空から地図のように撮った写真のこと。地図には書かれていないものもわかるよ。
※地理院地図より