〔ここに注目!〕
★2008年秋に一般色がリリースされたKATOのキハ30・35系。今回、朱色5号一色に塗られた首都圏色が登場した。
★首都圏色とは、1970年代後半から塗装工程の簡素化を狙い、それまでクリーム・朱色のツートンだったものを朱色1色塗りとしたもの。相模線より開始され、首都圏を中心に広まったことからこう呼ばれる。
★注目されるのは、ステンレス車体を持つ900番代が用意されたこと。同車は塩害対策の目的で当初は房総地区に投入されたが、割高な製作コストなどから量産されることなく10輌のみに終わり、その後鋼製車と同じく塗装が施され各地に転出していった。
★今回の仕様では塗装のみならず、ヘッドライトのシールドビーム2灯化・前面強化後の姿とし、プロトタイプは1978年頃の高崎第一機関区所属の車輌。所属区標記は「高タカ一」を印刷済。
★キハ30の前位側前面は幌枠を外し付属の幌と交換が可能。キハ30の後位側とその他の車輌は幌取付済。
★前面表示幕は出荷状態で「普通」を表示、この表示幕およびヘッド・テールライト点灯でON/OFFスイッチが付く。床下ではボディマウントナックルカプラーを標準装備。黒染車輪、フライホイール搭載動力を採用。
★そのほかの付属品にはジャンパ線と交換用アーノルトカプラーが入る。
★追ってホビーセンターカトーより前面表示幕やライト周辺交換パーツの入ったメイクアップパーツも登場予定。
〔価格〕
●塗装済完成品
キハ30(M付):5,670円
キハ30(Mなし):2,835円
キハ35(M付):5,355円
キハ35(Mなし):2,520円
キハ36:2,520円
キハ35 900番代:2,520円
○キハ30
○キハ35
○キハ35 900番代