185系

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JR 西日本 世界初の技術のホームドアを開発

2019.11.25
 JR西日本はなにわ筋線開業に伴い必要となる、あらゆる車種に対応できる世界初の方式となるホームドアの開発に着手し、1次試作機が完成した。多様な車輛が入線する線区においては、各メーカーにて開発中の新型ホームドアでも対応が困難であるため、車種に応じて自在に開口を構成出来る仕様を開発している。
■開発概要
○構造・動作
1.1つの親扉の両側に 2 つの子扉を配置したユニットを連続して上部から吊り下げ
2.子扉が親扉の裏側に収納されつつ、ユニット自体も左右に自在に動作することで、開口を自在に構成可能
3.上部マシンケースに駆動部、配線を収納することで、扉部のスリム化を実現
○システム
1.入線する車種・編成を、2D センサーによるセンシングと車両に搭載した ID タグにて判別(JR西日本のホーム柵システムで導入済)
2.ホームドアと乗客の衝突、ホームドアと車両間の乗客の取残しについては、モーター過負荷検知機能及び2D センサー、3D センサーを設置し、安全性を確保
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▲試作機写真

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画像(すべて):西日本旅客鉄道プレスリリースより

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