泉北高速鉄道は、新型特急車輌の泉北12000系(4輌×1編成)を導入することを発表した。▲泉北12000系の外観イメージ。 画像提供:泉北高速鉄道株式会社(以下、5点とも) 泉北12000系は、特急〈サザン〉で運行している南海12000系をベースとしているが、外観・車内のデザインを大きく変更して個性あるものとする。 外観は、車体の基本色を金色とし、青と黒のラインを施して煌びやかなものとする。また、和泉中央方先頭車の車体側面には〈泉北ライナー〉のシンボルマークを配置し、ニュータウンの4つの地域(泉ケ丘・栂・光明池・トリヴェール和泉)を表現する4つの丸を、京都オパール※で装飾する。 客室内は、ダークな木目を用いて落ち着きとやすらぎの室内空間を演出するとともに、車輌ごとに腰掛の色をシンボルマークの4つの丸と同系色(赤、緑、紫、黄)にする。 このほか、液晶ディスプレイ式の車内案内表示装置を採用し、4か国語による表記や画像を用いた多彩な情報案内を行うとともに、車内照明・前照灯を含めたすべての灯具にLEDを採用して消費電力のさらなる削減を図る。 泉北12000系は、2017(平成29)年2月に営業運転を開始する予定で、特急〈泉北ライナー〉として和泉中央~難波間を運行する。※京都オパールは京セラ株式会社の登録商標で、同社が装飾用素材として展開しているカラーオパールなどの合成オパールを総称した愛称です▲和泉中央方先頭車側面に配置される〈泉北ライナー〉のシンボルマーク。▼泉北12000系の客室内イメージ。ダークな木目を用い、腰掛の色は赤、緑、紫、黄と、車輌ごとに異なるものとなる。 ●泉北高速鉄道 ウェブサイト